2013/05/17

2013/05/17 鮫島

私は、PNASに出ていたFEF へのドーパミンD2作動薬・D1拮抗薬の意思決定への影響を調べ、計算モデルで再現したSoltaniらの論文を紹介します。

Dissociable dopaminergic control of saccadic target selection and its implications for reward modulation.
Soltani A, Noudoost B, Moore T.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2013 Feb 26;110(9):3579-84.

ドーパミンの影響は強化学習などでは線条体や皮質ー線条体シナプス可塑性に関連づけた仮説によって説明されてきていますし私もそれに乗っかっていますが、皮質でのドーパミンの影響についてはあまり知られていないのが現状だろうと思います。特に前頭葉のD1/D2 受容体の意思決定における役割について考えるきっかけになればとおもいます。よろしくお願いします。

pdf  slide

No comments: