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2014/06/17

2014/06/17 渡邊

Fear from the Heart: Sensitivity to Fear Stimuli Depends on Individual Heartbeats
Sarah N. Garfinkel, Ludovico Minati, Marcus A. Gray, Anil K. Seth, Raymond J. Dolan, and Hugo D. Critchley
Journal of Neuroscience, May 7, 2014  34(19):6573-6582


脳と心臓の関係のお話をします。

ジェームズ=ランゲ説とキャノン=バード説のように、昔から身体と脳にはどのような関係があるか(どちらが先か)というのはメジャーな問いでした。現在では基本的にはキャノン=バード説のように「脳の変化⇒身体反応」という考えが主要かと思いますが、それでもひとたび脳から身体へ命令が届けば、実際は一方向ではなく、脳と身体は相互作用し始めます。その中には「身体反応⇒脳の変化」というジェームズ=ランゲ的な現象も起こっているわけです。

今回は心拍リズムが脳(特に扁桃体)に影響を与え、情動に関する知覚能力や主観的情動の強度を変えるというお話をさせていただきます。

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2014/04/22

2014/04/22 渡邊

Rational regulation of learning dynamics by pupil-linked arousal systems
Nassar MR, Rumsey KM, Wilson RC, Parikh K, Heasly B, Gold JI.
Nat Neurosci. 2012 Jun 3;15(7):1040-6. doi: 10.1038/nn.3130.

瞳孔の変化で意思決定やValue、Optimal actionの探索などいろいろなものを見ることができることが近年多く報告されておりますが、この論文では不確実な環境(真のValueが不明確なだけでなく、そのValueが時間とともに変化する環境)における行動選択のパラメータと瞳孔拡散の関係の話です。
我々は不確実な環境で学習率を意識的に変化させるが(時には過去の経験を参考にし、時にはValueが大幅に変わったと思いその経験を無視する)、そのシフトを瞳孔サイズの変化としてとらえることができるという内容です。

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2013/05/17

2013/05/17 渡邊言也

Komura Y, Nikkuni A, Hirashima N, Uetake T, Miyamoto A.
Nat Neurosci. 2013 May 12.

視床の一部であるPulvinar(視床枕)はこれまでにAttentionや眼球運動、無意識の情動反応などに関係していると言われてきましたが、その脳における計算理論的な役割は不明でした。本研究ではこのPulvinarには主観的なPerceptualconfidenceの情報が表現されているということを明らかにしました。

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2013/03/26

2013/03/26 渡邊言也


Visser RM, Scholte HS, Beemsterboer T, Kindt M.
Nat Neurosci. 2013 Feb 24.

ヒトの恐怖学習後の長期記憶(平均22日)の保持レベルの個人差を、学習中の脳活動から予測しようした試みです。そのためにMVPAの一種であるRepresentational similarity analysisを用いて解析しています。結果としては、特にvmPFC, Amygdala, HippocampusのBOLD信号から、長期恐怖記憶の保持の有無を予測できる可能性が示されています。

2013/02/04

2013/02/04 渡邊言也

Kumaran D, Melo HL, Duzel E.
Neuron. 2012 Nov 8;76(3):653-66.

社会的ヒエラルキーに関するfMRIを用いた研究です。
扁桃体が社会的ヒエラルキーの構造を学習する課題特異的に関与しているということと、
社会的ランクの情報を使う課題を行うと、そのランクの順位情報が扁桃体で表現されているというお話です。


2012/12/10

2012/12/10 渡邊言也

Chib VS, De Martino B, Shimojo S, O'Doherty JP.
Neuron. 2012 May 10;74(3):582-94.

もらえる報酬額が大きくなると、今までできていたタスクを失敗してしまうというChoking effect(息が詰まる効果)の現象が起こった時に脳の中では何が起きているのか、そしてそれは何が原因なのかということを論じた論文です。