Decision-related pupil dilation reflects upcoming choice and individualbias
de Gee JW, Knapen T, Donner TH.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2014 Feb 4;111(5):E618-25. doi: 10.1073/pnas.1317557111. Epub 2014 Jan 21.
目は口ほどに物を言うと言いますが、その中でも瞳孔のサイズの変化についての論文です。
瞳孔の散大収縮が心の中の何かを表現しているという考えは1960年代からありますが、連続的かつ定量的にきちんと取れるようになったのは最近の話です。これまで意思決定課題において瞳孔の大きさは、最終的な選択を反映していると考えられてきましたが、この論文の著者はむしろ瞳孔の拡大は選択までの過程を反映しているのだという主張をしています。
また、個人ごとの選択のバイアス(選択肢の片方を選ぶバイアス)も表現している事を報告しています。
論文自体は難しくない内容なので、基礎的な研究を簡単にサーヴェイしながら紹介したいと思います。
PDF | SLIDE
No comments:
Post a Comment