2013/06/04

2013/06/04 山中

Risk-responsive orbitofrontal neurons track acquired salience.
Ogawa M, van der Meer MA, Esber GR, Cerri DH, Stalnaker TA, Schoenbaum G.
Neuron. 2013 Jan 23;77(2):251-8.

動物は確実な報酬と連合した(Safety)Cueよりも
不確実な報酬と連合した(Risky)Cueに対して
強く注意を引きつけられます(high salience)

このような行動を説明するためのモデルをたてて、
これまでKepecsやSchultzが報告したOFCのRisk codingが
実はこのような行動を学習するために獲得したSaliencyによっても
よく説明できることを示しています。

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 ・Schultz(2010)の課題のようなexpected valueは同じでリスクだけ異なるという条件ではなく、そもそもValueが異なる(100%>67%>33%>0%)。
このような課題で動物がHigh-value cueよりもRisky cueに対してより注意を払う(Reaction timeが短い、予測Lickingが多い)というのはどの程度consistentなものなのだろうか。
Fiorillo(2003)をみてみても1頭では100%cueよりも75%cueの方が予測Lickingは多かったりする。


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モデルの詳細は著者の一人であるEsberの2011の論文を参照
Reconciling the influence of predictiveness and uncertainty on stimulus salience: a model of attention in associative learning.
Esber GR, Haselgrove M.
Proc Biol Sci. 2011 Sep 7;278(1718):2553-61.

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